アロママッサージの効果：なかなか寝つけない時に－

「体はとても疲れているのに、なぜか目がさえて、なかなか寝つけない」「あしたはたいせつな仕事や試験前だから、起きられるか不安で寝られない」という経験を持つ人は多いでしょう。また不規則な生活をつづけていると、ホルモンのバランスがくずれてしまうため、正しい時間に眠りにつけないということもあります。
体の不調からくる場合、ストレスなど精神的な原因による場合といろいろ原因はありますが、脳の興奮状態と心を落ち着けて、リラックスすることがたいせつです。
具体的な方法としては、簡単にできる手浴がおすすめです。洗面器にお湯を入れ、精油を1～2滴落として、よくかきまぜたあと、両手を入れてゆっくりと動かしたり、もみながら温めます。
そのほか、肩やくび周辺をマッサージしても効果あり。鎮静効果があり、精神を落ち着かせるイランイラン抽、ローマンカモミール抽、サンダルウッド抽、ネロリ抽といった精油がおすすめです。ゴージャスな香りのパチェリー抽、ローズ抽、ジャスミン抽などをブレンドしてもよいでしょう。枕やシーツなどの寝具に好きな香りをたらしてもいいでしょう。

また、神経系に働きかけて、疲労回復にも効果があります。アロママッサージを行うことにより、副交感神経を刺激して体をリラックスした状態にもっていくことができます。眠りが深くなることで、不眠症の解消にも役立ちます。